2013年10月12日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 アート・文化 ピアノ教師として反省とともにこの記事を書きます 以前、教師は生徒に「1を教えるのに10のことをやっていないといけない」ということを書きました。自分のピアノ教師としての体験の中から、具体的に例を出してみます。例えば、譜例のようなソナタで、生徒の弾いた左手が大きすぎたとし […]
2013年10月1日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 インポート スケールの練習の時に考える あるレッスンを見学する機会がありました。N先生のお宅で、受験生がベートーヴェンのソナタを弾いていました。先生は有るところで生徒の演奏を止めさせ「ニ長調の音階を弾いてみなさい」と言いました。その個所は「ニ長調の響き」の中に […]
2013年10月1日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 アート・文化 「調には特徴がある」追記 以前、「調には特徴がある」という題で「バッハ 平均律クラヴィア曲集 第1巻第3番について論じたことがありましたが、以下の本に以下のようなことが書いてありました。この「理由」の一つは「白鍵の♯を意識する」ことにあるのかもし […]
2013年10月1日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 アート・文化 「調には特徴がある」追記 以前、「調には特徴がある」という題で「バッハ 平均律クラヴィア曲集 第1巻第3番について論じたことがありましたが、以下の本に以下のようなことが書いてありました。この「理由」の一つは「白鍵の♯を意識する」ことにあるのかもし […]
2013年9月6日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 アート・文化 体感しにくい休符の存在・・・ 日本人の音楽教育 ロナルド・カヴァイエ 西山志風 (新潮選書)125~126ページ☆☆☆☆わたしたちが楽器を演奏しているとき、そのときの音楽の内容からして、たいへん気持ちが高まっているときには、意識する、しないにかかわら […]
2013年8月30日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 インポート インベンション。シンフォニア前文 以前『ピアノに限らず「鍵盤楽器」全般は「合奏の模倣」である。これは動かせない事実なのですから「合奏と同じ思考方法」は「必須」なのです。』と書きました。こちら この文章の後に次の文章を持ってきます。「クラヴィーアの愛好者、 […]
2013年8月25日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 アート・文化 ベートーヴェンのソナタ・・・・・ 私は、ベートーヴェンには「同時に相対する曲を2曲書く」ことがよくあるように思われます。それはナディアブーランジェが(あっまた影響されている)次のように述べています。**************ベートーヴェンのピアノ・ソナ […]
2013年8月23日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 アート・文化 ブーランジェの場合 以下は 『ブーランジェとの対話』(ブルノ―・モンサンジャン:ナディア・ブーランジェ著 佐藤祐子訳)です。「記憶力」80ページより抜粋『もしも前の音を記憶していなければ次に来る音は予測不可能であり、一音一昔が孤立無縁の、無 […]
2013年8月22日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 アート・文化 前後のまとまり・言葉と対応して考える インベンション第1番をいじくってみました。おそらくこの譜面を演奏すると非常に奇妙に聞こえます。ところが、線を入れたところから演奏すると、単にト長調に移調したものとしか聞こえない。変には聞こえないでしょう。これはどういうこ […]
2013年8月18日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 アート・文化 ピアノ演奏時の強弱記号 作曲家がf(フォルテ)p(ピアノ)など、強弱記号を書き込むとき、何か「思い」を込めてないだろうか。たとえば、ゆったり歌ってほしいときにフォルテだとか、囁くように注意深く弾いてほしいときにピアニッシモだとか。気持ちよく安心 […]