2016年12月30日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 クリスマス・ツリー 今頃になって、こんなタイトルを出すのは、なんだかおかしいと自分でも思います。でも今書かないと、来年のクリスマスには忘れてしまうアイデアなので。まずは関係なさそうなお話から 確か数年前、私の音源サイトについての質問が来まし […]
2016年9月26日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 「どの楽譜がいいか?」という話になると ピアノレッスン 「どの楽譜がいいか?」という話になると、決まって「35小節目の右手の音はGIsかAか?」というたぐいの話になる。私はそれが大切ではないとは言わないが、もっと大切な点があると思う 1.作曲家にとって書いてあ […]
2016年8月4日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 中村紘子さんの訃報・・・ 戦争が終わったのが1945年8月。復興、それから高度成長。クラシック音楽の日本における受容も、これらのこととは無関係でいられないだろう。まだ、テレビも普及していない時代に、「会場に行って舞台を見聞きする」ことへの要求は、 […]
2016年6月2日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 ピアノのレッスンで生徒に注意するときの様々な言葉① ピアノのレッスンでは、様々な言葉で生徒に注意する。「もっと歌って」「楽しそうに」「悲しそうに」などと、大まかな表情を言うこともあれば「そこはあわてずに丁寧に」とか「少し前向きに」などということもある さらに「そこのペダル […]
2015年4月28日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 記憶と音楽・ここから派生する様々なこと 実は、私たちは「何かを聞く」ときには、短いスパンの記憶を使っている。この頭脳の働きを使わずに「聞く」ことはできない。 たとえば、あなたのお友達があなたに「今日は天気がよいので、公園に散歩に行こう」と言ったとしよう。瞬間瞬 […]
2014年11月4日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 「ペダルの踏み方」から思いは広がって 昨日、ある人のレッスンのとき思ったのですが、その人はショパンを弾きましたが、ペダルが「ON/OFF」になっていました。ペダルを少しずつ踏み込むと響きが少しづつ広がって行きます。 思ったのですが、ただ単に「ペダル」と「音」 […]
2014年4月21日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 インポート よく間違える・・・・・ 私はよく間違えます。でもなぜ人間は、間違えるのかな、と考えてみます。「人間、間違いがなくなったら、類似のものを「似ている」と意識できなくなるかも」と思うのですが・・・・つまり端から端まで全く同じものには反応するが、100 […]
2013年10月1日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 インポート スケールの練習の時に考える あるレッスンを見学する機会がありました。N先生のお宅で、受験生がベートーヴェンのソナタを弾いていました。先生は有るところで生徒の演奏を止めさせ「ニ長調の音階を弾いてみなさい」と言いました。その個所は「ニ長調の響き」の中に […]
2013年9月6日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 アート・文化 体感しにくい休符の存在・・・ 日本人の音楽教育 ロナルド・カヴァイエ 西山志風 (新潮選書)125~126ページ☆☆☆☆わたしたちが楽器を演奏しているとき、そのときの音楽の内容からして、たいへん気持ちが高まっているときには、意識する、しないにかかわら […]
2013年8月22日 / 最終更新日時 : 2020年2月2日 大竹 道哉 アート・文化 前後のまとまり・言葉と対応して考える インベンション第1番をいじくってみました。おそらくこの譜面を演奏すると非常に奇妙に聞こえます。ところが、線を入れたところから演奏すると、単にト長調に移調したものとしか聞こえない。変には聞こえないでしょう。これはどういうこ […]