2022年5月27日 / 最終更新日時 : 2022年5月27日 大竹 道哉 日記・エッセイ・コラム 先日のレッスンから 関連項目はこちら高校生の生徒さん初めての「バッハ:平均律」で第一巻の5番を弾いてきました。 なんとか暗譜で、と思って先週はうまくいかなかったので、今週こそ…楽譜を開かずに弾き始めました。前奏曲・・・数小節で??? 彼女は […]
2022年4月24日 / 最終更新日時 : 2022年4月24日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 ポリフォニーの練習について バッハ:フランス組曲第5番ト長調 アルマンド 図のように、きちんと時間枠に音が埋まっているかどうかを、かなり几帳面に練習する。音は決して枠の中からはみ出たり、枠に満たされなかったりすることのないようにする。その上、注意深 […]
2022年3月13日 / 最終更新日時 : 2022年3月13日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 ピアノのペダルをどう考えるか? ここでは、ピアノのペダルの中でも、ダンパーペダルについて考えてみます。 私は、基本的にこのように考えています。1.子供のレッスンで「できる箇所」を見つけたらなるべくペダルを踏ませてみる。2.譜読みの段階からペダルを考えさ […]
2022年3月6日 / 最終更新日時 : 2022年3月6日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 ピアノを弾く頭脳を作るためのエクササイズ 以前、このような表を書きました。 「ピアノを弾く」ということは「今」を演奏しながら「次に行うこと」を同時に準備する。また、行われたことを「顧みる」これらが「時間的に同時に」行われることが要求されます。 では、このような「 […]
2022年1月16日 / 最終更新日時 : 2022年1月16日 大竹 道哉 アート・文化 ショパン:エチュード作品25-1の場合 ついつい、というか、普通には次のように追って考える人が多い。 そして、以下のようにアクセントをつける。 しかし、以上のやり方では、なんか違うように思われる。 まず、次のように弾いてみる。拍の頭にある16分休符が、わずかな […]
2022年1月16日 / 最終更新日時 : 2022年1月16日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 先日のレッスンで聴き落としたこと レッスン曲は、モーツァルト・ピアノソナタKv.310イ短調 第2楽章 なんとなく様にならない。緩徐楽章の難しさです。「cantabile」よく歌おうとすればするほど、なんだかぎくしゃくします。このような経験をお持ちの方は […]
2022年1月5日 / 最終更新日時 : 2022年1月5日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 この弾き方はダメッ!!! よく、ほかの教室から変わってきた人や、ピアノの先生の学びなおしレッスンであることです。「ここではこのようにしたらいいかもね」と私が言ってやって見せたりしてやってもらいます。その個所は、曲想に合った音が出てきて、生徒さんも […]
2021年12月30日 / 最終更新日時 : 2021年12月30日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 ピアニッシモ「PP」!! 先日、コンクールの審査に行きました。このコンクールも年々レベルが上がっていると聞いています。確かにファイナルということもあってか、一定以上のレベルだったと思います。 しかし何かが、そして大事なことが聞こえてこない。 ピア […]
2021年12月12日 / 最終更新日時 : 2022年1月9日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 ブルグミュラー 25の練習曲より 1.すなおな心 いつでも気になるのは ピアノは、打弦楽器なので音が出てから一方的に音量は減るのですが、その和音のバランスや、次の和音へのつなげ方、移り方によって、かなり違って聴こえてきます。一つ一つ打ち直すような感じでは […]
2021年9月12日 / 最終更新日時 : 2021年9月12日 大竹 道哉 大竹道哉『日々雑感』 「テンポを正確に弾きなさい」と「テンポを正確に弾くと、このようなことが聴こえてくるよ」 私は、基本的に後者のほうでありたいと思っています。この2つは、全く違うと考えています。 これを実行することは、指導者にとってすごい勉強になるし、新しい発見も多いです。例えば「ベートーヴェンのソナタのこの個所は、なぜ正確な […]